2012年12月19日水曜日

今年も最後です

今年最後の作品です。

今年もあっという間に1年が過ぎました。
色々作って来ましたが、今回はコップとトナカイです。



 今年のはじめころ、椿の木でコップを作りました。そのとき偶然木肌の一部が残り良い模様となりました。今回もう一度残っていた椿の木で作ってみました。どの部分がどれくらい残るかは、削っていって判明します。少し削っては全体の形と残り具合を確認しながらある程度外形がまとまったところでやめにします。

トナカイ7匹

トナカイの3回目です。前回は5センチで作るのが大変だったので、今回は型紙を少し大きくして6.5センチで作ってみました。また材料もヒノキなど柔らか目の木にしました。
結果として7匹作ることができました。型紙はどれも一緒ですが、腕がイマイチなのでそれぞれ個性ができてしまいました。クリスマス前のものなので来年までおあずけです。誰に貰われていくのでしょうね、









7匹集合です。サンタクロースがいれば、ソリを引いてあげられるのでしょうが......



トナカイを作ると両側にこのようなきり残りが出ます。普通は捨ててしまうのですが、これは綺麗に残りましたので、このような板紙に貼ってみたらどうかと思って作ってみました。

では良いお年を!!

2012年12月5日水曜日

トナカイ・一輪挿し・コップ


 先週に引き続きトナカイのストラップを作りました。たくさん作るために、先週は型紙から輪郭を材料に書き写しましたが、これですと小さいので形が崩れたり時間がかかります。また材料の色が濃いと鉛筆の色が見難く効率が悪いです。
そこで紙に輪郭を描いたものを印刷して貼り付けることにしました。
貼り付けるだけなので時間もかかりませんし紙の上の線もはっきり見えます。
いろいろな木で作ってみました。着色はして有りませんのですべて元の木の色です。






椿の細い材料がありましたので一輪挿しにしてみました。
最初に16mmのドリルで穴を開けておきます。
これをているストックで押してチャックにくわえます。
このようにするとどのように曲がった木でも口を簡単に削ることができます。






以前椿の木でコップを作りました。その時、木の皮目が残った状態が気に入ったので、
もうひとつ作ってみました。
このあと取っ手をつけて、塗装します。



2012年11月28日水曜日

トナカイ・ボールペン・キーホルダー・時計



3Dのトナカイです。これは旋盤ではなくバンドソーと糸鋸で作ります。
大きさは5cm程度でどのように作るか話した都合で自分でも作ってみました。
小さいのでストラップをつけてみました。もうすぐクリスマスですね。

久しぶりのボールペンです。最近考えている瞬間接着剤で塗装してみました。
回転数は700以下で瞬間接着剤は粘り気のあるものです。これですと塗装の厚さが熱く出来ます。乾燥したあとは800番からかけて表面の凸凹を削っていきます。最後は3200番で磨いただけです。


先週に引き続き黒檀の破片をペーパーで削ってみました。
穴を開けただけなのでこれからペーパーで研いて塗装をします。




先週作ったものを艶ありのウレタン塗料を塗ってみました。このようなときには艶ありのほうが見栄えがよさそうです。



時計を作ってみました。チークの板を丸く削り裏側を時計のメカニズムが収まるように、凹ませてあります。
針も短かったので黒檀の薄板を作って取り付けました。
時間の表示を確認して時刻の数字を入れて仕上げます。
12時にマークを入れて、それ以外はなにもないのもいいかもしれません



2012年11月21日水曜日

最後の輪っか・箸置き・キーフォルダー

わっかを幾つか作りましたが、材料はこれが最後です。
いつもそうなのですが同じ物を作ってうまくいくようになると最後になります。
ひとつは瞬間接着剤でコーティングしたあと3500番のペーパーで研いてみました。



 前回に引き続き、黒檀の端材で箸置きを作ってみました。端材の形を生かしてみようと思い。
形をあまり整えない、角は丸くする。箸先を置くくぼみを作るの3点だけにしました。
くぼみはバンドソーに3mmがついていたのでこれで切ったあとペーパーがけをしました。

前回に作ったものをウレタンの艶有りで塗ったものです。


端材の中で箸置きにもならない部分もあります。文字通り箸にも棒にもかからないところです。
ふと思って周りをペーパーがけをして穴をあけてリングを通してみました。
キーフォルダーかバッグのファスナーの取っ手になりそうです。


2012年11月15日木曜日

器・箸置き


器を作りました。今まではボウルガウジで中を仕上げてペーパーをかけていたのですが
細かい段差がなかなか取れませんでした。アメリカのサイトでこの4本セットが$74で得られていたので買ってみました。中側専用のScrapersです。
中の丸みに合わせて使い分けるのですが、とても綺麗に削れました。ペーパーをかけた時でも仕上がりが違いました。


黒檀の端材が手に入ったのでペンブランク用に切りましたが長さが足りなかったり
端が斜めになった部分が出てきます。木はいいので捨てるにはもったいないと思い
箸置きにしてみました。まだ荒削りですが、もう少し削ってから塗装して使ってみたいと思います。
同じ形はできませんが、それぞれの元の形に合わせて削ってあります。



2012年11月7日水曜日

ハン4品





ハンの木の手持ちの材で作った腕輪と箸置きです。削った感じがとてもいい気です。腕輪を作るとき中をくりぬきますが60mmくらいありますので箸置きにしてみました。
この木は木肌がいいので器よりこのような細工物に適していると思います。

2012年11月2日金曜日

器・箸置き

椿です

黒檀です
端材を利用して作った箸置きです。銘木を使ったあとに端材が出ます。木そのものはとてもいいものなのですが、形が小さかったりして器などにはできません。もったいないので箸置きにしてみました。形が悪いのもそれなりに、出来上がります。




 けやきで小鉢を作ってみました。そこを小さく円錐形に近い形を目指しました。
あまりそこを小さくするとバランスが悪いのでこれくらいが限度かもしれません。


器を薄くしていくとビビリが始まります。そこで綺麗に削れないのです。


少し厚くするとビビリも出ないので綺麗に削れます。
薄く削るときは、内側を削るときは外側に支えの補助材をつけておくといいのかもしれません。


ナチュラルエッジの名人は縁から最初から薄くしていくと言っていましたがビビリを防ぐためなのかもしれません。

2012年10月24日水曜日

1輪指し3種

先週一輪さしを作りました。
今日手持ちの木の中に
1輪指しにしたら面白そうな木片を見つけたのでまた1輪指しを作っていました。
それを見たS氏が手持ちのお宝材木の中からたくさん同じような木を見つけて提供していただけたので、終日1輪さしを作っていました。これのいいのはある程度の大きさ厚さ3cm高さ12cm
程度あれば簡単に作れてしまうところにあります。また自然の形のどこを捉えて削るかという不作為の楽しさがあります。

頂いた木
 手持ちの捨てようと思っていた木


頂いた木

2012年10月17日水曜日

わっか・一輪挿し・コマ・小皿

 先週Y氏が一輪挿しを作っていると話されました。おなじガラスの試験管があったので
残っていた椿で一輪挿しを作ってみました。

けやきの板が少し厚めであったので小皿を作ってみました。

コマの残りを作りました。渦巻きがうまくいきませんので書き方を教えてもらいました

 前回途中まで削っておいたりょうぶの木で輪っかを作ってみました。

以前作った黒檀のわっかですが傷があったので再度傷の部分を削り落として仕上げました。
使うほどに艶が出てくると思います。

小鉢を作ったブビンガの橋がもったいなかったのでペンブランクに切っておいたうちの1本を削ってみました。
杢のような輝いた部分が現れました。再度表面の仕上げをしてから組み立てようと思っています。