2012年1月25日水曜日

お盆と湯のみ


お盆です。依然作ったものが小さいとのことなので大き目のものを作りました。大きさは手に入る材料とそれが回せる旋盤の能力で決まります。
つかみ代を表の削るところに作りました。以前書いたようにこれですとつかみ代分の無駄が出ません。内こうだいで作ることも出来ますがそこだけ薄くなりますので、底全体を厚くしなくてはなりません。今回は底は平らになったのですが、真空チャックに咥え直したあとの内側の平らがうまく行きません。最初に内側を作ればこのようなことがなくなると思います。この制作方法はまだ考える余地がありそうです。
百日紅の木で湯飲み茶碗を作ってみました。この材料は木肌がとてもきれいだったので、この木肌を生かす形が無いかと思いつき作成してみました。
写真よりは上品な仕上がりになったと思います。また百日紅は椿と似た木質で緻密でとても削りやすい木でした。

2012年1月19日木曜日

器3種

ケヤキの小鉢です。市販のおわんを見ると底はずいぶん厚くしてあります。
口の部分が薄いので全体が薄いのかと思っていました。重心の関係もあるかもしれません。今回は底を十分厚くしてみました形としてのバランスがよく気に入っています。
まったく同じ大きさのケヤキから作りました。お茶碗にしてもいいかもしれません。同じ木から違った形を作ってみるのも面白いものです。
最近続けて作っているコップです。かなり深いのでいつものようにフォースナービットで下穴を開けて仕上げました。フォースナービットであけると短時間にきれいにあくのですがまっすぐな穴になりますから形としては面白くありません。口の部分だけですが、少し開いた削り方をしてみました。

お盆



赤樫の器です。かなり厚みがありましたのでこのような形に仕上げてみました。
果物を入れると似合いそうです。