雪だるまに限らず、講師の方が繰り返し言っていたのは商品を作るので早くたくさんできるようにすることだそうです。
その一つが、刃物は取り替えなくて済むように一つですべて作る。ドイツの学校では最初にスキューの使い方をみっちり練習させられたそうです。今まではスキューを敬遠していましたが、今回はこれ一本で作ることに挑戦しました。これは松材ですが、このように柔らかい木はスキューで作ると表面がきれいでペーパー掛けも少なくて済みそうです。
もう一つ色つけの工程では、このような金属の棒を使って色を塗ることを教わりました。下地などは刷毛ではなく、塗料にどぶ付けして別の空き瓶の中でこの棒を回転して余分な塗料を飛ばします。
そのあとこのように置台に挿して乾燥させます。
これはとてもいいアイデアと思いホームセンターに行って3mmのステンレス製の棒を買ってきて作りました。長さは私の場合は20cmが良かったです。1m150円で5本作れます。
また先端は削るのですが、わざと角錐上にします。これは回転させますので円錐では抜けてしまう恐れがあるのでは、と思いました。
この棒を軸に雪だるまを回転させ、色の筆は固定して塗ると安定して塗れるとのことです。
このテクニックはコマの色付けなどにも応用できそうです。
最後に目や鼻を書かなくてはなりません。ドイツではこのようなときは丸棒の先に塗料をつけてスタンプするやり方があるといわれました。これですと必要な大きさの丸棒を作れば簡単に目や口をつけることができます。
この棒には手元にあった丸箸を使ってみましたもっと細い丸が必要だったので、先端を鉛筆削りで削って必要な太さの棒を作りました。
今回試作したものです。