2012年9月26日水曜日

ナチュラルエッジ・ブレスレット

先週の土曜日にナチュラルエッジの講習会がありました。先輩4人の方から貴重なご意見をいただきました。S氏からは、半径と同じ幅で作るとエッジが下がってオシボリ入れのようになる。
真ん中辺りだけ使えばエッジが下がらず、削るとき縁の幅が均等になる。と言われて作ったのがこの器です。天邪鬼なので普通のおわん型にしませんでした。しかしこの助言でエッジのコントロールの仕方がわかりました。感謝!!
今日は、しばらく作っているブレスレットを幾つか作りました。
ひとつは、できるだけ木目が出てくるものを作ろうと思いました。頭に浮かんだのは以前手に入れた松です。脂の部分がくっきりとしていますのでどのようになるか作りたかったのと、前回作った時に脂が邪魔をしてサンドペーパーがほとんど使えなかったので、刃物だけでどこまで仕上げられるかノ2点です。刃物をよく研いで削ったところペーパーがなくてもそこそこの仕上がりになりました。
ただベトベトしますので、塗装をかけました。脂がいつまで出るかな。
 このような幅のないものを作るとき困るのは、内側と外側を削るためにチャックから外した時の平行の出し方です。
これについて今日思いついたのは、別のチャックを用意して前のチャックで加えたまま新しいチャックで加えるというやり方です。新しいチャックで加えたあと、元のチャックから外します。
真空チャックに咥えるときはこのやり方をしていました。
このやり方のいいところは、咥え代を細かくコントロールできるところです。
下の写真のような咥え方もテイルストックを操作するだけで簡単にできました。


 これはハンという木材だそうです。

これはリョウブという木だそうです。

これもハンの木です。とても色が白くワックスをかけるとちょっと象牙の感じです。


これは松ですが樹脂の部分が多い木です。


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