2015年2月25日水曜日

埋れ木の器

埋れ木で出来た看板をもらいました。秋田杉だそうです。回りはダメでしたが切ってみると中心は
しっかりしていました。
試しに器を作ってみました。

綺麗に削れました。他のところも期待が持てそうです。
塗装前の状態です。埋れ木特有の灰色の木肌です。埋れ木だったので長い間の風雪にも腐らないで生き延びたのだと思います。

2015年2月23日月曜日

片口


片口を作っています。

これは杉の木で作ったものです。御覧のように注ぎ口まで一体で作っています。
最初に口の部分は削らずに胴の部分を削ります。
くわえ直して内側を削ります。そのあと口になるところ以外を切り取って形を整えます。


以前は口の部分がなかなかきれいにできませんでした。旋盤で削れないのできれいな円になりにくかったです。
旋盤に加えたままで、トリマーで成形しているという話を聞いて、やってみましたがいまいちでした。
一番簡単なのは、まずバンドソーで荒削りをした後ディスクサンダーで成形するのがきれいにできました。口は手で削るしかありません。欅だと大変ですが、杉のような柔らかい木で作ればサンドペーパーでもきれいにいきます。

2015年2月21日土曜日

時計とボールペン

久しぶりに時計を作りました。

ペンダント型のウオッチです。バッグのベルトにつけるのがいいようです。


これはスタイラス(タッチパネル用)のペンです。木目が荒かったので仕上げに時間がかかりました。
今までペーパー掛けは回転させながら行っていましたが、止めて木目に沿ってかけたほうがいいような気がします。横縞が入りません。



もう一本はポラリス型ですこれは無塗装で仕上げましたが木の性質かきれいなつやが出ました。


2015年2月15日日曜日

工作台ポケット

工作台の上にはいろいろなものが散らかってしまいます。
卓上は何も無いのが、理想ですが鉛筆など小物は直ぐ取りたいのでいつの間にか散らばってしまいます。
そこで、空き瓶などに小物を入れています。
工作台に引き出しをつければいいのですが、作った時に下に枠をつけてしまったので一段下になってしまいます。


ただ、クランプが使えるように周りを平らにしておいたので、このくぼみに簡単なポケットをつけてみました。
 
開けた状態です。





横から見るとこんな感じです。ストッパーはチェーンにしました。

2015年2月12日木曜日

刃物台3代目

ガウジなどの刃物台を作りました。今回はマガジンラックのいらないものが手に入りました。
一段毎に段差が付いているのと一段の間隔がちょうどよかったです。
一本毎に木片で仕切りを作りました。
少し間隔が広かったところは傾いてしまいました。詰め物を入れて垂直になるように修正します。


水分計


前回買った水分計は知人に譲ったので新しく買い替えました。今回は4本針になっていました。
少し水分計のことを調べてみました。水分計の仕組みとして、このような電気抵抗型、高周波式、赤外線計測など色いろあるようです。
全体の印象として、ほとんどが測定部位の水分を計測するようなので目安としてこれでいいのかもしれません。

2015年2月9日月曜日

作業場改造

機械には付属のパーツが有ります。普段使わないのですがしまうとどこにあるか探しまわることになります。そこで棚を付けて置けるようにしました。


こちらは、台所で使う網の棚です。マイターゲージなどを置くつもりです。そのしたには1☓4で浅い棚を付けました。フォースナービットやドリルなどを置きます。このような棚は浅いほうが使い勝手が良さそうです。

まな板チャック


まな板チャックはチャックのくわえ代と削っているものが合わない場合に重宝しています。
今回細い棒を削るためのジグを考えてみました。
チャックの内側にはめて使用しますが、四分割してそれぞれの爪と一体にしました。
チャックには磁石で留めています。最初に取り付けて一旦締めます。
この状態から開いて部材をくわえます。
今回はチャックが開いた状態の直径で作りましたが、チャックの開き具合と中心の穴径を調整すれば、かなりの範囲の太さのものがひとつのチャックでくわえられるかもしれません。
ただ材質が柔らかいので締付け力は小さいと思います。ペーパー掛け以外の削るときは回転センターを押しておいたほうがいいと思います。
(安全のため面倒でも回転センターはできるだけ使用したほうがいいと思います)

2015年2月8日日曜日

ボールペンライブセンター

ボールペン専用のライブセンターが有ります。
回転センターの真ん中にマンドレルが通る穴が開いています。これの良い点は、マンドレルを押さないので曲がったり変形するリスクが低い。通常は回転センターでマンドレルの中心を押します。そのためややもすると押しすぎるきらいがあります。これは素人考えながら、マンドレルにペンのブランクを固定しますが、最後にネジ金具で締め付けます。削っているとペンブランクがスリップすることがありますが、ネジ金具を締め直す代わりに無意識に回転センターを押し付けてしまいます。
もう一つの利点はペンのタイプによってはマンドレルの長さが余ってしまいネジ金具との間が開いてしまい臨時のスペーサーを噛ますことがあります。この回転センターなら、余分なマンドレルは回転センターを抜けていきますので簡単に締めることができます。
最初にベアリングの径に合わせて穴を開けます。同時にマンドレルの直径に合わせた穴をセンターに開けます。最近は殆どのペンのブッシングが7mmのマンドレルで使えるようになっていますね。
チャックでくわえなおして先端の形状を作ります。これが必要なわけではありませんがバイトが先端の加工時に使いやすいと思います。
出来上がったものです。材質はジュラコン(デルリン?)です。この樹脂は自己潤滑性があるので
摩耗には強いです。




どんぐりのストラップ

土曜日に手創り市があるので、久しぶりにどんぐりのストラップwp作ってみました。材は色の薄いのが黒柿で紫がかったのがアイアンウッドです。これはとても硬かったです。


2015年2月4日水曜日

ベルトサンダーの掃除

ベルトサンダーを使っているとペーパーに木のカスがついて目詰りします。




専用の木くず取りのゴムは市販されています。ふと思って梱包材に使われているスポンジを当ててみたところ綺麗に木くずが取れました。



これは使えるかもしれません。

水木の丸太

12月に購入した水木の丸太を削ってみました。
直径が20cm程度で枝の分かれている幹です。今回の旋盤は止まることなく削れました。ちょうどバランスもとれたようです。
しかし、回転数は400程度でゆっくりと削りました。

直径が大きのでこの程度でも十分回っています。また水分も樹液が飛ぶほどではありませんが
湿っているいるので、刃物が十分削って行けます。
ちなみに端面の水分は30%程度です。
切った時の端面の水分です。
 外と、中では10%程度違います。