ボールペン専用のライブセンターが有ります。
回転センターの真ん中にマンドレルが通る穴が開いています。これの良い点は、マンドレルを押さないので曲がったり変形するリスクが低い。通常は回転センターでマンドレルの中心を押します。そのためややもすると押しすぎるきらいがあります。これは素人考えながら、マンドレルにペンのブランクを固定しますが、最後にネジ金具で締め付けます。削っているとペンブランクがスリップすることがありますが、ネジ金具を締め直す代わりに無意識に回転センターを押し付けてしまいます。
もう一つの利点はペンのタイプによってはマンドレルの長さが余ってしまいネジ金具との間が開いてしまい臨時のスペーサーを噛ますことがあります。この回転センターなら、余分なマンドレルは回転センターを抜けていきますので簡単に締めることができます。
最初にベアリングの径に合わせて穴を開けます。同時にマンドレルの直径に合わせた穴をセンターに開けます。最近は殆どのペンのブッシングが7mmのマンドレルで使えるようになっていますね。
チャックでくわえなおして先端の形状を作ります。これが必要なわけではありませんがバイトが先端の加工時に使いやすいと思います。
出来上がったものです。材質はジュラコン(デルリン?)です。この樹脂は自己潤滑性があるので
摩耗には強いです。
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