2012年2月22日水曜日

印鑑ケース・皿・取っ手

先週に引き続き印鑑ケースを2個作ってみました。初めに全体を丸く削り、蓋の部分を切り落とします。(印鑑は10mm*60mmが多いようです)蓋は25mmにしました。
つずいて本体に11mmの穴を55mmで開けます。手でつまめるくらい印鑑が出ているようにしました。つづいて蓋に13mmの穴を15mm開けます。これは嵌めあわせが7mmくらい印鑑の飛び出しが5mmありますので蓋の深さはこれくらい必要です。
この蓋の穴をサンドペーパーで仕上げます。この後本体の嵌めあいのところを削ります。
ある程度削ったところで蓋とあわせながら仕上げます。この段階ではペーパーで仕上げをかねて削ります。嵌めあいがあったところで一体にして全体を削ります。
作っているところは道具が贅沢にあるのでチャックは2個ドリルチャックも2個使いました。このような器具は多めに持っていると作業がはかどります。
ケヤキのお皿です。内こうだいにしたので底を削るときに厚さを何回か確認して少し厚い状態でとめましたが旋盤からはずしてこうだいの部分の厚みを確認したところちょうどいい厚さでした。うちこうだいの場合は中にえぐれますので底の厚さで削っていくとその部分が薄くなりすぎます。最後に底を仕上げなおすときはそのとき厚さを調整すると失敗が少ないかもしれません。
以前作った百日紅のカップですがふと思いついて取ってをつけてコーヒーカップにしてみました。引き物に取っ手をつけるのは面倒なのですが、あるところでリングを取手とした物を見ましたので挑戦してみました。リングは真ん中をあけた後に外側を丸く削ります。この状態ではチャックに加えた部分は完全に丸く出来ませんおおよそ削った後に切り取り、外側を切り取った面を反対にしてくわえて内側を仕上げます。仕上げた後は内側をピンチャックで加えて外側を仕上げました。このときはほぼ荒削りは終わっています。そのあとペーパーで仕上げますのでそれほど芯が出ていなくても大丈夫です。

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