2011年10月29日土曜日

角皿・コップ

もう一枚角皿を作りました。高台なしです。ライブセンターでチャックとの間に挟み、表のくぼませるほうにつかみ代を作ります。このとき全体を荒くへこませておきます。
つかみ代をくわえて裏側を仕上げます。今回は2/3は平面のままで外側を削りました。
仕上げた後、真空チャックで加えて表を仕上げます。この結果くわえ代分の厚みもさらにすることが出来ました。


以前、ケヤキでコップを作りましたが、それより大きいコップの依頼があり、2個作りました。前回は10cm程度でしたが、今回は15cmになりました。この深さになると内側を削ったり、そこを削るのは大変です。
またペーパーがけもそこはうまくいきません。今回は角材の端面にペーパーを貼り付けて底を仕上げました。


2011年10月22日土曜日

桐のお皿・きのこのメモバサミ


青山の家具屋さんで桐の板をいただきました。家具の引き出しの端材のようです。
これで皿を作ってみました。
これは角皿です。旋盤で作るときに四隅の角の部分を欠いてしまうことが多いのですが
やわらかい桐のせいかうまくいきました。大1枚小2枚を作りました。
これは15cm角です。

塗装はいつものウレタンと合成漆の2種類です。
小さいほうは10cm角くらいです。
こちらは普段の丸いお皿です。
桐は柔らかいので器にはしませんが、作ってみると木目もきれいですし、何より軽い。
いままでどんぐりのメモバサミを作ってきましたが、きのこのほうが幹から生えているようでいいのではないかという方がいましたので、今回4つ作ってみました。

2011年10月14日金曜日

ナチュラルエッジ、塩入れ、ボールペン


10月10日に木工の展示会に行ってきました。そこは電動工具を使わず指物の技術だけで作品を作っていました。すばらしい作品が多くあり大変勉強になりました。その中にケヤキの枝の半割を削って作った器がありました。とてもシャープな形に出来ていました。
ウッドターニングでもナチュラルエッジのターニングは行っています。
普段は、1対1の比率で製材していますが、知人が提供してくれた部材が展示品に近い長方形だったのでこれでどこまで近づけるかターニングしてみました。
ウッドターニングでは基本的に同一の円弧になりますので。船のへさきのような二つの円弧を組み合わせた形状にはなりません。


横から見た形です。


卓上用の塩入れです。今までは蓋のところにねじを切っていました。しかし塩はすぐ固まってしまいます。それならあまり多く入らなくてもいいわけですので、胴体部分にねじをきってみました。
この部分ですと、形状にバリエーションを増やすことが出来ます。


工房をお借りしているかたが、太っ腹にもインド紫檀のペンブランクを分けてくれました。右側の黒いものです。
早速1っポン作ってみました。このペンのキットは真ん中の金具が少し大きめになっています。このためふだん真ん中がくびれた形になるのですが(左にある形です)すっきりとした形になりました。

先週作った神代杉の器を塗装してみました。つや消しのウレタン塗装です。
未塗装のものと比べると違いがわかります。

2011年10月5日水曜日

神代杉 器大・中・小

前回栗と言っていたのは「神代杉」でした。今回はこれで器を3こ作りました。この木は削っているときに、灰色の削りくずが粉状に出てきますので、土のお皿を削っているようです。
この器は木目が非常にはっきりと出ました。サンドペーパーの400番をかけただけですがきれいなつやが出ました。カルパナをつけると塗装がいらないくらいにぴかぴかになります。
これは最後に作ったのですが内高台です。削っていると内側に削っていたのを忘れてしまい中心が薄くなってしまいます。これは少し全体を厚めにしましたが、もともとがとても軽い木なので見た目ほど重くはありません。
一つ一つをお見せすると大きさがわかりませんので三段重ねでお見せします。
一番下が24cmくらいです。

2011年10月3日月曜日

栗のお皿・卵型塩入れ・インレイコースター

栗木?で作ったお皿です。少し深いので色々使えそうです。

卵形の塩入れを作ってみました。普通は身とふたに作るのですが、そんなにたくさん塩を入れてもしけってしまうので少しでいいのではないかと考え真ん中にねじを持ってきました。このため形がかなり自由になります。今度は鼓型にしてみよう。

コースターです。真ん中はトルコ石?の粉末を樹脂で固めたものを入れています。
インレイというのだそうです。木の色とは異なった色を追加できるので物によっては
いいかもしれません。